1月23日(月)に、1学年新春百人一首カルタ会を行いました。
1チーム4~5人編成で、1クラスから8チームずつ参戦。
各クラス対抗で行われました。
映画「ちはやふる」の影響もあり、
ちはやぶる かみよ(神代)もきかず たつたがは(竜田川)
からくれなゐに みず(水)くくるとは
という有名な歌が来た時は、どのチームでも大歓声が起こりました。
この歌は平安時代の歌人、在原業平が詠んだ歌です。
正式には「ちはやぶる」と詠みます。
「ちはやぶる」はもともと動詞の「ちはやぶ」の連体形で、
『荒々しい風が吹きすさぶようにふるまうさま』を意味しますが、
ここでは本来の意味を失って、
「神」という言葉にかかる枕詞となり、歌の調子を整えています。
竜田川は奈良県にある川です。
「からくれなゐ」は唐の国から輸入していた鮮やかな紅の意味。
一首のおおまかな全体の意味は
「竜田川の水面が紅葉でこんなにも鮮やかに染まるなんて、
神々の時代にも聞いたことがない」となります。
他にも多くの歌がありますので、今回の百人一首カルタ会をきっかけに
歌の意味や時代の背景等を学習しつつ、
日本の文化を楽しんでもらいたいです。
カルタ会を通して、百人一首に対する理解を深め、クラス内の団結が深まりました。
優勝は6組、2位は2組、3位は3組でした。
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