8月22日(木)、2学期の始業式が行われました。
校長先生が出張のため、副校長先生が代わりに式辞を述べられました。
その中で、「天知る、地知る、己知る」という言葉についてお話されました。
この言葉は、「誰も知るまいと思っていても、隠し事というものはいつか露見するもので
ある」、「誰も知らないと思っていても、天も地も、ましてや自分は知っているではないか」、「露見する可能性があるからやめろ」という意味で用いられることが多いようです。しかし、このような消極的な言葉だけではなく、「人が見ている、見ていないで己の言行を安易に変えてはいけない。常に自分が善しと思ったことのみを為すべきだ」という意味が含まれているそうです。是非、皆さんも積極的な意味でこの言葉を活用してみてはどうでしょうか。このとき、何を善しと考え、判断するかが大切です。自分のことのみを考えるのではなく、自分同様に他の人のことも大切に考えたり、他の人の役に立つ事かどうかを考えれば、その基準がぶれないのではないのでしょうか、と述べられました。 |